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木は呼吸する!?

「木は生きている」のならば、呼吸していて当然だろ!と言われそうですが、まさにその通りで、乾燥された無垢の木材を拡大して見ると、多孔質(中空な細胞の繊維の集まり)になっています。 この繊維は人が呼吸をするのと同じように、湿度が高いと空気中の水分を取り込み、乾いて湿度が足りなくなると放出します。この調湿作用が「呼吸する」と言われる所以です。このことは人が快適と感じ、人の感覚に共鳴する作用ともいえます。 また、床材として使用した場合。杉材の厚板などは、温度に対しても保温や断熱効果が期待できます。 人肌で触れると保温効果か働き暖かく感じ、日差しの強いときは熱を伝えませんので調湿効果とあいまって涼しく感じることができます。   こんな作用の無垢の木材を、仕上材で覆い隠してしまうのはもつたいないと思いませんか?